金沢星の会についての紹介は [ 金沢星の会について ]というページにのっています。
はじめての方は参照していただけると嬉しいです。

 


9月例会報告 (別ページにとびます)


★ 今月の星空

日没後(1時間)の紫金山アトラス彗星の位置 

紫金山アトラス彗星の位置(日没後の地平線にて」)


紫金山アトラス彗星の位置(星図上の位置)
 
 C/2023 A3 (Tsuchinshan-ATLAS彗星)は、2023年1月に発見された彗星です。
発見された当時から明るくなりそうな彗星だと話題になり待ち望まれていました。地球に近づいた先月末から今月初めにかけ、期待に裏切らず、1等星の明るさで、日の出前の東の空に姿を見せていました。
現在は太陽に近づいて見えなくなっていますが、今月後半からは日没後の西の空に姿を現します。

上の図に日没の1時間後に西の地平線を眺めたときの彗星の位置を現してみました。10/13では地平線ぎりぎりの場所にあり厳しいものがありますが、日が経つにつれ日没後の高さはあがり見やすくなります。
日にちが経つにつれ彗星は離れていきますので、暗く小さくなっていきます。10月後半になりましたら、お天気次第ですけれど、機会を作って眺めてみてください。

観測には肉眼ではきついかなと思います。双眼鏡やフィールドスコープがベストです。明るい彗星ですので天文用の双眼鏡でなくてもオペラグラスで十分行けるんじゃないかなと思ってます。
一眼レフカメラであれば100mmぐらいのレンズで数秒露出で撮れるはずです。(露出時間が長いと彗星が動いていってしまうのでお勧めしない)。 スマートフォンでも三脚など固定できるものがあれば撮れるんじゃないかな?と思います。

ちなみに下は星図の中で彗星が動いていくのを示しています。
最初はうしかい座の一等星アルクトゥールスとさそり座のアンタレスの間、おとめ座にいますが、その後、へびつかい座の方向に徐々に位置を変えていきます。 へびつかい座の星を結べる人は少ないかもしれません。この際おぼえてみてはいかがでしょう。

 
★ 例会案内 

例会は原則として第2日曜日の13時〜16時に「キゴ山ふれあいセンター内の研修室にて行います。冬の積雪期は場所を移し、別途案内します。
  


★近隣の観望会 (2024年度)

  • 金曜日は星見の日 毎週金曜日 19:30〜,20:00〜 の2回 
     場所:キゴ山ふれあい研修センター天文学習棟
     各回80名 電話予約制 詳しくはリンクを開いてみてね。

     (5/17 6/14 10/18 は休みとなります)

    今年度は 5/3(金)より始まりました。 終了は10/25(金)を予定しています。 

★その他/講演会など






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